別に禁止改訂でアングラスが強くなるからとかそういう理由ではなく、単純にデッキを作る意欲が湧いたってだけです。
さて、禁止改訂についてですが、やり過ぎとか雑とかといった意見もありますが、妥当かなと思うところであります。公式の声明文も妥当だと思います。フェロキドンの禁止はトークンデッキを赤単の対抗馬として考えた人なら、フェロキドンの所為で環境から追い出される感覚があったはず。つまり環境の多様性を損なわせるカードであったということです。
テーロス期のスタンダード環境では、黒単が強い環境でしたが、一強環境ではなく、他にも多数のデッキが存在し、多様性のある環境でした。しかし、ここ最近の環境は、エネルギーか赤単、それ以外では勝率が低く歯が立たない事が多い。多様性とは程遠い環境でした。
さて、真面目な話、週末の環境初陣戦に出ようと考えているので、どのようなメタゲームになるか考え、デッキを選択しなければなりません。禁止改訂後のメタゲーム予想としては、エネルギーと赤単は数を大きく減らすと思いますが、ゼロにはならないと思います。しかし、全盛期と比べるとエネルギーは、デッキの中核を担うエネルギー供給手段が減り、マナベースにも不安があるデッキに変わり、赤単はフェロキドンが入る前に戻りつつ、残りの数点を削る能力に乏しくなり勝ち切れない事が増えるデッキになると思います。
新たに出てくるデッキは、今回の相克で待望のロードを得たマーフォークと吸血鬼だと思います。また恐竜を使ったランプデッキも可能性があります。マーフォークは、銀エラを使い攻め手がなかなか尽きないビートダウンで、吸血鬼は、オケチラの碑を使い、横に大きく展開するデッキとして確立すると思います。
環境のトップに立つデッキの一つは、おそらくトークンデッキだと思います。フェロキドンさえ無ければ、赤単を圧倒でき、単体除去がメインのティムールに対しても5分以上に戦え、環境トップクラスのパワーを持つスカラベの神やヴラスカを使う事ができるからです。マーフォークや吸血鬼も脅威ではありますが、赤単と比べれば、厄介な速攻の無いただのビートダウンですので、捌くのは簡単だと思います。
もう一つは、そのトークンデッキに対して強いと言われる、副陽の接近コントロールです。ライフが1点でも残っていれば勝てるデッキなので、ダメージソースが減った赤単や赤単より速度が遅いデッキに対して強いです。
この中で注目しているのは、トークンデッキです。イクサランの相克で登場した昇殿を簡単に達成できるため、さらにパワーアップしそうだからです。
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