先日の晴れる屋TCでのTLS予選では、緑黒感染を使って6勝2敗、174人中19位という結果で終わった。最後までやっても、正直3-5か4-4で終わり、多くの課題を抱えたまま、緑黒感染はお蔵入りすると思っていた。しかし、意外にも多くの勝ち星を挙げることができた。この結果を踏まえ、TLS予選環境の分析と構築の更なる見直しを図りたい。
まず、環境の分析だが、思った以上に…というか予想を遥かに超えて、環境トップのホガークヴァインの使用者が居なかった事に驚いた。実際、何人かは居たが、PTやGPのようにどこもかしこもホガークだらけでは無かった。実際、僕は8回戦中1度も対戦していないし、周りを見渡しても、ホガークを使っている人は見受けられなかった。ゲームが早く決着した時、遠くの卓でホガークを少し散見したくらいだった。正確ではないが、使用者は5人以下だったのではないだろうか。チームメイトの話では、バーンやフェニックス系のデッキが多いという話でした。
個人的に感じた先日のTLS予選環境は、禁止改定でホガークヴァインに何らかのメスが入った後の環境を現しているようでした。それを踏まえて、今回使った緑黒感染のサイドボードを見直したいと思います。
これがサイドボードです。
虚空の力線4
夏の帳3
活性の力1
集団的蛮行2
疫病を仕組むもの4
突然の衰微1
今回の結果から、それぞれの使用感を分析します。
1. 虚空の力線4
紛れも無く、ホガークデッキ対策。当初は殴り合いで、何とか差し違えるプランを考えていたが、それでも分が悪いと判断。黒力線で、速度を抑えつつ、毒殺を目指すプランに変更した。ホガークデッキに禁止改定で何らかのテコ入れがあれば、この枠は他のカードに変わると思われる。
2. 夏の帳3
主に青白コンとハンデス有するジャンドやマルドゥパイロへ。今回は、ダブルマリガン、トリプルマリガンでの使用となり、7枚キープでの使用感が不明のまま終わってしまった。しかし、青白コンには、このカードで否定の力を使わせたので、それほどの圧はあるように感じる。もう少し使って、7枚キープでの使用感を確かめたい。
3. 活性の力1
主にチャリス対策枠。今回のサイドボードの何となく入っているフワフワ枠で、何となく入れておけば役に立つんじゃないかと思った。TLS予選の前に出た、成田店での大会では、トロンデッキに対し、どちらも致命的になり得るチャリスとバリスタを同時に対処できた。かなり限定的な状況でしか働かず、突然の衰微をメイン、サイドに採用した事で、実は要済みだった可能性もある。今回のTLS予選では、七回戦の対トロン戦でサイドインしたが使う事はなかった。
4. 集団的蛮行2
主にバーンデッキ対策。また、追加のハンデスや、-2/-2の範囲に収まると感じたデッキに対しての追加の除去。今回は、バーンデッキには、1度しか対戦でず、集団的蛮行は使っていないので、使用感は謎だが、バーンデッキに効くのは間違いないので、この枠は外さないでおく。問題は、バーンデッキ以外に使う場合である。今回、マーフォークにサイドインしてしまい、一見サイズが-2/-2の範囲に収まっていると見えても、バイアルからロードを出されては意味が無くなる。使用感を理解して、想定できていれば、サイドインする事は無かった。
5. 突然の衰微1
メインボードに2枚採用した突然の衰微の追加での採用だった。主に置物、デッキ的に致命的となるチャリスや罠の橋、レンと六番への対策だった。
6. 疫病を仕組むもの4
今回のサイドボードの一番の問題点。主に部族デッキへの対策として採用した。必ず、引きたいという意味で4枚の採用となったが、そもそも部族対策へなっているのだろうか。
モダンでの部族デッキと言えば、人間、スピリット、マーフォークなどがある。しかし、人間は人間ではないクリーチャーも入っている為、人間指定でもあまり意味がないように思える。また、スピリットやマーフォークには、一見対策になっているように思えるが、複数のロードを出されるだけで、疫病を仕組むものの能力の範囲外になってしまい、対策として正しいのか疑問がある。サイズダウンさせて、サイズ差で優位に立てるデッキでもない為、この考えは持てない。しかし、鱗親和の霊気装置トークン、ウルザの飛行機械トークン、白黒トークンのスピリットトークンなど、トークンをよく使うデッキに対しては刺さる事があるため、どのような相手のための対策なのか考えを改める必要がある。それに伴い、枚数が減り、よりサイドボードの仕上がり具合を上げるだろうと考える。
虚空の力線に関しては、禁止改定の結果待ちになるが、概ねテコ入れが入ると予測できるので、この枠は、フェニックス系、瞬唱などに効く、外科的摘出や根絶といったピンポイント墓地対策に変わると考える。
また、疫病を仕組むものは、枚数を4→2〜1に減らし、トークンを使うデッキ対策としての採用となり、代わりに今回の予選で負けてしまった青白コンに対して、追加のハンデスとして強迫など自分から仕掛ける事ができるカードの採用であったり、クリーチャーを横に展開してくるデッキに対しての追加の除去枠になると考えられる。
今日はここまで。
まず、環境の分析だが、思った以上に…というか予想を遥かに超えて、環境トップのホガークヴァインの使用者が居なかった事に驚いた。実際、何人かは居たが、PTやGPのようにどこもかしこもホガークだらけでは無かった。実際、僕は8回戦中1度も対戦していないし、周りを見渡しても、ホガークを使っている人は見受けられなかった。ゲームが早く決着した時、遠くの卓でホガークを少し散見したくらいだった。正確ではないが、使用者は5人以下だったのではないだろうか。チームメイトの話では、バーンやフェニックス系のデッキが多いという話でした。
個人的に感じた先日のTLS予選環境は、禁止改定でホガークヴァインに何らかのメスが入った後の環境を現しているようでした。それを踏まえて、今回使った緑黒感染のサイドボードを見直したいと思います。
これがサイドボードです。
虚空の力線4
夏の帳3
活性の力1
集団的蛮行2
疫病を仕組むもの4
突然の衰微1
今回の結果から、それぞれの使用感を分析します。
1. 虚空の力線4
紛れも無く、ホガークデッキ対策。当初は殴り合いで、何とか差し違えるプランを考えていたが、それでも分が悪いと判断。黒力線で、速度を抑えつつ、毒殺を目指すプランに変更した。ホガークデッキに禁止改定で何らかのテコ入れがあれば、この枠は他のカードに変わると思われる。
2. 夏の帳3
主に青白コンとハンデス有するジャンドやマルドゥパイロへ。今回は、ダブルマリガン、トリプルマリガンでの使用となり、7枚キープでの使用感が不明のまま終わってしまった。しかし、青白コンには、このカードで否定の力を使わせたので、それほどの圧はあるように感じる。もう少し使って、7枚キープでの使用感を確かめたい。
3. 活性の力1
主にチャリス対策枠。今回のサイドボードの何となく入っているフワフワ枠で、何となく入れておけば役に立つんじゃないかと思った。TLS予選の前に出た、成田店での大会では、トロンデッキに対し、どちらも致命的になり得るチャリスとバリスタを同時に対処できた。かなり限定的な状況でしか働かず、突然の衰微をメイン、サイドに採用した事で、実は要済みだった可能性もある。今回のTLS予選では、七回戦の対トロン戦でサイドインしたが使う事はなかった。
4. 集団的蛮行2
主にバーンデッキ対策。また、追加のハンデスや、-2/-2の範囲に収まると感じたデッキに対しての追加の除去。今回は、バーンデッキには、1度しか対戦でず、集団的蛮行は使っていないので、使用感は謎だが、バーンデッキに効くのは間違いないので、この枠は外さないでおく。問題は、バーンデッキ以外に使う場合である。今回、マーフォークにサイドインしてしまい、一見サイズが-2/-2の範囲に収まっていると見えても、バイアルからロードを出されては意味が無くなる。使用感を理解して、想定できていれば、サイドインする事は無かった。
5. 突然の衰微1
メインボードに2枚採用した突然の衰微の追加での採用だった。主に置物、デッキ的に致命的となるチャリスや罠の橋、レンと六番への対策だった。
6. 疫病を仕組むもの4
今回のサイドボードの一番の問題点。主に部族デッキへの対策として採用した。必ず、引きたいという意味で4枚の採用となったが、そもそも部族対策へなっているのだろうか。
モダンでの部族デッキと言えば、人間、スピリット、マーフォークなどがある。しかし、人間は人間ではないクリーチャーも入っている為、人間指定でもあまり意味がないように思える。また、スピリットやマーフォークには、一見対策になっているように思えるが、複数のロードを出されるだけで、疫病を仕組むものの能力の範囲外になってしまい、対策として正しいのか疑問がある。サイズダウンさせて、サイズ差で優位に立てるデッキでもない為、この考えは持てない。しかし、鱗親和の霊気装置トークン、ウルザの飛行機械トークン、白黒トークンのスピリットトークンなど、トークンをよく使うデッキに対しては刺さる事があるため、どのような相手のための対策なのか考えを改める必要がある。それに伴い、枚数が減り、よりサイドボードの仕上がり具合を上げるだろうと考える。
虚空の力線に関しては、禁止改定の結果待ちになるが、概ねテコ入れが入ると予測できるので、この枠は、フェニックス系、瞬唱などに効く、外科的摘出や根絶といったピンポイント墓地対策に変わると考える。
また、疫病を仕組むものは、枚数を4→2〜1に減らし、トークンを使うデッキ対策としての採用となり、代わりに今回の予選で負けてしまった青白コンに対して、追加のハンデスとして強迫など自分から仕掛ける事ができるカードの採用であったり、クリーチャーを横に展開してくるデッキに対しての追加の除去枠になると考えられる。
今日はここまで。
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